海の見える丘 (11)

光は小さいが僕はここで青く輝く
03/10/24(Fri) 


          たまには光を消して夜空を眺めよう
          無理をすることはない
          在るがままにあればいい
          昼と変わらず海はそこに在り
          ここに有る僕もまたここに在る

          暗黒の海
          そう思って船を出した
          その頃の僕は心の目を閉ざしていたんだ
          今の僕には煌く星が見える
          夜にあっても僕は光の中に在る

          波の音が聞こえる
          目を瞑っても遠く
          心に打ち寄せるさざなみの音
          今の僕には全てが調和して
          全てがかくあるべき姿にしてここに在る


          僕をしてこの風景に調和して
          ここに在る僕の必然がここに有る
          僕はここに来てここに在りここで詠う
          これが疑い得ない確かな自分

          そうこれがオレなんだ


          それ以上も以下もないこのオレ
          このオレはこのオレでしか在り得ない
          裸になろう
          透明になろう

          心の全てをここに


          真っ直ぐに
          どこまでも真っ直ぐに
          誰がなんと言おうが
          足を踏み外して転ぼうが

          僕は僕の道をゆけばいい


          それが僕
          それがオレ
          それが私
          その時僕は輝く

          僕として生きる時僕は輝く


          人を愛して涙して
          ボロボロになろうが傷つこうが
          僕は僕の選んだ道を歩み
          そこで生きる

          自分の精一杯をして自分を生きる時僕は輝く


          輝きは輝こうとして輝くのではなく
          自らの道を全うしてこそ輝くんだ

          この道を真っ直ぐに生きるんだ

          星がそうあるように
          僕もそうあればいい



          星 は 星 と し て そ こ に あ っ て 夜 空 に 輝 く

          僕 も 僕 と し て こ こ に あ っ て こ こ で 輝 く



          ここで青く輝く僕

          光は小さいがそれでいい

          僕は僕なんだ


          いつかきっと

          誰かが僕を見つけてくれるだろう










            ・・サアラ様が返詩してくださいました。(こちら



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特定の人物及び私のプライベート等とは関連ありません。



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