何故貴方はこんな時に傍らにいてくれないの
03/08/15 (有りのままに綴る 04) 


  雨だね
  淋しがり屋の君は何を想う
  僕は君が淋しがっていないかと想うよ

  こんな朝は君を抱きしめて過ごしたい


       貴方はなんでもお見通しなのね
       そう雨は嫌い
       淋しくなるから

       何故貴方はこんな時に傍らにいてくれないの


  心の中で僕は君を抱きしめているよ
  君が淋しがらないようにと願いを込めて

  なのに、、、
  君を淋しくさせているのは僕なんだね

  すまない



  それにしてもこの雨はなんだ
  まるで秋雨のような物悲しい雨音

  君はまた泣いているのだね



  ああ
  どうせなら夏らしくスコールになればいいのに

  そうすれば僕は雨の中に出て大声で君の名を呼べるのに


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