あれから1年 君の誕生日が過ぎ行きて 1年ぶりに送ったメールは 届かずに舞い戻り 暮れる秋空に枯れて散る 季節がどう巡ろうと 僕の心には君在りし日の 想い出色の景色しかなく 幾たびもめくった心のアルバムは 磨り減って色褪せて 色づいた秋色も僕の目には 冷えた景色にしか映らない ならば一刻も早くこの景色 真っ白に雪に埋もれてしまえ そうすれば僕も静かに眠れるのだろうに 君のいない景色はいつまでも 冷たくて 秋冷