午前3時君からのメールが届く頃   [image text 155]


05/02/11 










こんな俺はまた酒を飲んで

眠ってしまうのさ


君を思い君を心配し

君に心尽くして歌っても

ひとり善がりにしか過ぎなくて
















午前3時に仕事を終えた

君からのメールが届く頃


俺は眠っているのだ

暖かいふとんの中で

君の哀しみなどつゆ知らず




























夜の仕事 始めたの

生きるために仕方ないの


そういう君を前にして

浮ついた俺の愛など意味をなさない




守らなければならない人が別にいて

君を愛して何が出来る


ただ好きなだけじゃ世の中は

渡ってはいけないことなど

百も知っているくせに
























朝から深夜まで君は働いて

くたびれきっているというのに

そんな君に愛の言葉など

掛けてなんになる
















いくら愛していても

口先だけ

君のすべて抱きしめると言っても

言葉だけ
















心で抱きしめても

生身を抱けないこの俺は

君にぬくもりすら伝えられない
























俺に何ができる

君のために生きると口先ばかりで言って


ひとり善がりに愛して

自分中心でものを考えて

君の苦労などこれっぽっちも救えずに




君の前だけではいい顔をして

やさしい言葉を掛けては君を揺らして


そして夜は酒を飲んで

眠ってしまうだけ
























そして今日もまた

午前3時に仕事を終えた

君からのメールが届く頃


俺は眠っているのだ

暖かいふとんの中で
































君の哀しみなどつゆ知らず

俺は眠っているのだ










































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★ここに綴る文章は私の趣味によるイメージ創作文であり、  
特定の人物及び私のプライベート等とは関連ありません。

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