寒々と冬の夜空に
開いていた僕の心の窓
冷たい風吹き込む心の部屋
ぽつんと心の椅子
いつ君が帰ってくるかも
知れないから
窓を開けっ放しにして
君の帰りを待っていたんだよ
寂しかったから君の名前
毎日呼んでいたんだよ
君だけが座れる
僕の心の椅子を前にして頬杖ついて
まだかな まだかなって
冷たい風吹き込む部屋にひとり
いつかな いつかなって
寒さにこごえながら
あの日から僕は君を待っていた
この日が来ることを待っていた
ずっとずっと待っていたんだよ
君が帰ってくる今日の日を
ねえもっと 傍におよりよ
ねえもっと 近くに来て
君を見つめているだけで
僕の心の部屋に花が咲いて
柔らかな風が吹くから
ねえもっと 近づいて
ねえもっと 肌触れ合うくらいに
君を感じたいんだ
君といる幸せ感じたいんだ
遠慮しないで僕の心の椅子に座って
ねえ もっと見せて
ねえ もっと聞かせて
春の日差し零れるような君の笑顔
春を告げる小鳥の囀りのような
君の笑い声
君がいてくれるだけで
ほら こんなに
春風が野山を渡り
柔らかく春運んでくる
僕の心の部屋に花が咲く
ああ
世界中に伝えたい
この幸せ
君といるだけでこんなに幸せ
君と話しているだけでこんなにこんなに
どう言ったらいいんだろう
もう僕の心の部屋に涙なんていらない
これからはずっと笑顔で
僕の心の椅子に座っていてね
穏かに安らかに僕が奏でる
春から夏へと向う風のメロディ
聴きながら
僕が奏でる
春から夏へと向う風のメロディ
君へ．．．