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『哀しい七夕の夜』(8-4)(純雪love story 2004七夕企画)

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「分かったよ。」
「ほんとに?」

「いや、俺がそっちに行こう。」
「だめー!絶対駄目ー!」

「どうして。」
「だって、。貴方には仕事があるでしょぉ。」

「仕事などよい。君と僕のためだ。」
「絶対。駄目。約束違反よ。貴方こそ。」

「君こそ。約束を破ろうとしてるじゃないか。」
「私は。私は。いいの。純は絶対駄目。」

「分からずやだな。」
「貴方こそ。」



どうしろって言うんだ。
どうしたらいい。
なんでこんなことで言い争うんだ。

せっかく。
せっかく久し振りに電話で話しているというのに。





「ともかく。俺が行くって言ったら行く。
 以上だ。切るぞ。」

 
「駄目よ。絶対駄目なんだから。

 私、もうチケット買ったんだ。
 家族にもちゃんと話したんだから。

 貴方みたいに思い付きじゃない。
 貴方はいつもその場で決めてばかり。

 貴方、見損なったわ。ええ、ええ、切るわ。

 こっちから切ってやるんだから。

 ばかばかばかばかーっ!純のばかーっ!」



電話は、切れた。





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