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『僕たちのクリスマス』(6-5) (創作Love Story) 運転手は飛ばした。 俺にただならぬ気配を感じて。 首都高を200キロ近いスピードで駆け抜ける。 その間、俺はユキにメールを打つ。 ユキ。 俺は今横浜の海の見える丘公園に向かっている。 君もどこにいるかわからんが、ともかくタクシーを拾え。 そして海の見える丘公園に来るんだ。 いいな。 これは命令だ。 海の見える丘公園。 ここは僕とユキの想い出の公園でした。 初めてデートをした場所。 初めてキスをした場所。 そして初めて結ばれた夜も、ここに来ました。 ユキ、いつか君は言ってたね。 この公園で何でも初めてを貴方と経験したいって。 今夜は初雪だ。 大好きな海が見える大好きな公園。 僕と君。 初雪。 今夜は僕たちのクリスマス。 そういうことにするよ。 やがてタクシーは海の見える丘公園へ。 僕は思い出のベンチに。 しばらくして、ユキの姿。
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