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『僕たちのクリスマス』(6-4) (創作Love Story) もう、逢えないかも、知れない。 なんだって! こら! なんで、なんで、最初にそれを言わないんだ! 俺はユキにもう一度電話を掛ける。 出ない。 ああ、もう、! 俺は走ってタクシーを止める。 「どちらまで。」 「あああ、ともかく、走ってくれ、」 「あ、はい、」 「いいかい、運転手さん、地の果てまででも、俺はゆく、」 「あ、あ、はい、地、地の果てですかぁ〜」 「ざけんじゃねぇぞ、こら、」 「は、はぃぃ、分かりまし、た、地の果て、行きます、」 何度も何度も、俺は電話を掛ける。 だがユキは、出ない。 く、そぉ、 「、、、お、お客さん、。」 「なんだ。」 「ゆ、雪が降ってきました、」 「だから、なんだ。」 「、、、い、いえ、何でもありましぇん、、」 、、、雪、か、 そうだ、、、いちかばちか、 「運転手さん、横浜、行ってくれ、」 「へ、へぇ、よ、横浜の、どどど、どちらへ。」 「海の見える丘公園、」 飛ばせ〜、こら〜。
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