海の見える丘 (06)

ここに在る僕の有する光
03/10/17(Fri) 


          秋の海は夏の想い出から忘れ去られたよう
          この海で煌く太陽の下君と遊び
          この海で夏の夜の満天の星を眺めて君を抱いた

          今も僕の心に残る君の面影
          想い出の海に溶かしてあげよう


          僕の想いは想い出に変わっていくけれど
          海よ
          君は変わらずにここにいてくれる

          夏が終り秋が過ぎまた春がくる時にも
          君は僕をいつもこうして迎えてくれるのだ


          人の数だけ涙が溶けて君の色は涙色
          僕は君を抱きしめるよ
          切なく優しく感謝の気持ちを持って

          ありがとう
          僕はもう大丈夫のようだ


          海と空と風
          僕が愛した風景
          あとは僕が輝けばいい

          僕が輝けばみな光り
          生き生きとその青を放つ



          僕は思い出した
          僕はツヅリビトだったんだ
          僕は詠い僕は綴り僕は光る

          現実の世界と空想の世界を行き来できるツヅリビト
          それが僕だったんだ


          想いを言の葉に乗せて飛ばすんだ
          イメージを綴り風に乗せるんだ
          魂の言葉は山を越え谷を走り海を渡り空を抜ける

          黄泉の国から天上の世界まで
          僕は自由に飛んで詠うんだ


          それが私
          それが俺
          それが僕

          ここに有るだけの僕という存在
          ここに在る僕の有する光



          さって、と
          行くか
          先ずは雲上の世界へでも


          目を閉じて風を感じ心開いて、、、


          、、よっし、ふわっと、飛んだ (笑)















                          ―お知らせ―
                          明日明後日信州の山に行ってきます
                          イメージをたくさん持って帰ってくるね
                          更新お楽しみに(^^)


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