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若き人へ
03/09/27(霞草 24)
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誰かに恋をして 恋焦がれて その切なさに涙が溢れてきて けれど 泣いてしまえばいいのに 泣くものかと意地を張り 心で泣いて顔で笑って さようならと言ったあの日 自分は強いんだ 自分は負けないんだ そう信じて大きなものに戦いを挑み けれど ぼろぼろに叩きのめされて 自信を失って 消えてしまいたくなって さようならと言ったあの日 若者はそうしていくうちに強くなるんだ さようならを何度も言って 次に帰ってくる時は きっと大きくなっているものだ 泣きたい時は泣きなさい 逃げたい時は逃げなさい そしてまた帰っておいで 僕はいつでもここにいるから +BACK+
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