炎天下
僕は朦朧として空を見上げる
空を見上げて君を想う
この世のどこかに君がいて
君は君として精一杯生きている
見知らぬ土地に生まれ
見知らぬ土地で育ち
見知らぬ土地に暮らす君
そうだ
この空は僕と君を繋ぐ空
この空のもとに君と僕は有る
僕はそう想うだけて勇気が湧いてくる
生きる力が湧いてくる
なんの
負けるものか
灼熱の太陽の下
僕は再び歩き始める
僕たちに物理的な距離は関係ない
僕の魂は自由に飛び君の魂に辿りつく
僕の望みは君の魂のみ
+13+
この文章には蒼い影様が返詩「生きる力」をしてくださいました。
ありがとうございました。