確かに僕は愚かだ
心の壁を厚く塗り固めていても
一瞬の隙に心を奪われてしまう
そしてひとたび恋に落ちたら
また僕は一直線にその人に向かうのだ
その人のことをいつも考えて
その人のことをいつも想って
その人のためにいつも詠う
この世に同じく生きている
その幸せを身体中に感じて
満面の笑顔でもって生きて行く
その人のことで悩み
その人のことで苦しみ
その人のことで悲しみ
この世に同じく生きている
その切なさを身体中に感じて
辛さに顔を歪めて生きて行く
愚かだけど
馬鹿だけど
幸せな奴だね
こういう奴って
愛しいよね
そう
僕はこんな自分を愛しいと思うよ
いくつになっても
馬鹿だなと思いつつも
こんな自分を愛しいと思うよ
自分を愛せない人は人を愛することはできないからね
+09+
この文章は砂漠のサアラ様の「
恋する人々」への返詩文です。
さらにサアラ様が返詩
ダイスキ」をしてくださいました。
ありがとうございました。