見上げる空は青くって

太陽は眩しいほどに輝いて

海はこんなに煌いてるのに

なんでかどうしてか

誰もいない海に僕ひとり




やっぱりね

寂しいよ

夢を夢で終わらせるなんて




















流れ着いたボール拾い

空に向かって投げてみる

太陽にボールがキラキラ

光って楽しくて

何度も何度も投げ遊ぶけど




やっぱりね

寂しすぎるよ

ひとりでキャッチボールなんて




















なので君にメール送りました

太陽と海と空と風に

少し甘えた言葉を添えて

ちょっと気取って

もちろん寂しいのは隠して




でもやっぱりね

寂しいんだ

君がいないとダメなんだ




















海にきたよ

誰もいない秋の海

ここに君がいなくても

僕は寂しかなんかないよ




太陽が海が空が風が

僕の話し相手に

なってくれるもの





















だけど

僕のこの話を

聞いてくれるのは

君だけなんだよ




だから　

ね　お願い

メールの返事下さい




















誰もいない秋の海

君のメールを待つ僕ひとり




やっぱりね

寂しいよ

夢を夢で終わらせるなんて